ハードウォレットの必要性【コインチェック事件のようなハッキングを防ぐ方法】

コインチェックのNEMの不正流出事件は記憶に新しいと思います。

600億円近いの評価額のNEMがハッキングにより、一瞬のうちに大量に流出しました。

幸い、コインチェックが保証する形で事なきを得ましたが、いつも資金が戻ってくるとは限りません。万一、自分の口座だけが狙われた場合は、泣き寝入りというケースにもなりかねないのです。

今回から二回にわたって、ハードウォレットを使って自分の資産を守る必要性についてお話します。

衝撃が走ったコインチェック事件

今年の1/26にコインチェックのNEM流出事件が起きました。

日本円にして約580円と言われるNEMが盗難されました。ちなみにマウントゴックスで消失したビットコインは、115億円相当。今回の被害額の大きさは仮想通貨史上最高です。

その後しばらく日本円の出金自体が停止されて、再び再開したのは2/13日です。幸いなことにコインチェック自体が、近年の仮想通貨の値上がりで膨大な含み益があり、投資家に巨額な保証をするだけの資金を持っていました。

一応、失われたNEMの分はコインチェックの資産で投資家に返還されることが決まりました。

ネット上のセキュリティの怖さ

仮想通貨に限らず、インターネットにはセキュリティの問題が存在しています。

例えば普通の電話や手紙ならば、よほどのことがなければ盗聴や盗難の心配はありませんが、ネットの世界では比較的頻繁にハッキングなどが起こっています。

たとえばコンピューターウイルスやスパイウェアにしても、違法サイトにアクセスしただけで感染する可能性があるので、インターネットはセキュリティに関しては要注意なメディアといっていいでしょう。

ウェブ上の仮想通貨の資産は安全ではない

ウェブ上のデータとして資産を持っているとハッキングにあう危険性があります。

特に仮想通貨の場合はその危険性が大です。理由は、仮想通貨自体が自由に他のアカウントに転送する目的のために作られているからです。

この仮想通貨の持つ送金機能を利用すれば、ハッカーは自由に自分のアカウントに資産を転送できてしまいます。

もちろん、それができないようにパスワードや二重認証の設定などが行われますが、それだけでは十分ではありません。

証券会社やFX会社では、資産を別の口座に送金する時は、あらかじめ登録された本人名義の口座しか使えないようにしてあります。しかし仮想通貨は基本的にアカウント同士の資金移動がネット上で自由にできるようになっているので、それがハッカーなどに狙われる原因にもなっています。

もしウェブ上の個人資産が狙われたら

コインチェックの場合は国内の業者だったことと、資産が潤沢にあったので、何百億円の資金が流出しても、会社の資産で投資家に払い戻すことが可能でした。

しかも、会社のセキュリティ上の責任がはっきりしていたので会社が補償することになりましたが、もし個人だけが狙われた場合は微妙です。

会社のシステムに問題があったのか、それとも個人のアカウント管理に問題があったのかはっきりしないまま、泣き寝入りになってしまうケースもあるかもしれません。

そんなことにならないためにも、自分の資産は自分で守らなければならないのです。

自分の資産を守るためのハードウォレット

仮想通貨を管理するためには英語で財布を意味する「ウォレット」が存在します。

ただ、通常ウェブ上でつかうものはウェブウォレットといって、主に仮想通貨の入出金を管理するためのものです。

もし、本当に安全に管理するためにはハードウォレットと呼ばれる、ハードウェアタイプの機材を買って、それで管理するのが有効です。

既に「ライトコインにおすすめのハードウォレットとは?選び方と使い方」の記事で紹介しましたが、種類としてはフランスのLegar社が出しているハードウォレットがお勧めです。

Ledger Nano S

ライトコインだけでなく十数種類のビットコイン・アルトコインを管理できるすぐれもので、大きさは数センチで、値段も日本円で1万円程度と手頃です。

ハードウォレットを使う意味 必要性について

基本的にハッキングの脅威から資産を守るためには、ウェブから切り離された場所にデータを保存しなければなりません。パソコンの中でもいいようですが、自分のパソコンだと通常ネットに繋いでいる状況が多いので、その時に外部からアクセスされる可能性があります。

そこで別のハードウェアにデータを隔離して保存することになります。CD-ROMと違うのは、 それ自体パスワードで守られていて、管理者以外のアクセスをできないようにしていることです。いわば、携帯できる暗証暗号つきの財布といってもいいでしょう。

まとめ

★ウェブ上のデータとして資産を所有すると、ハッキングに合う可能性がある。仮想通貨の場合、隔絶した場所にデータを保存する事が望まれる。

★仮想通貨を管理するためにはハードウォレットがお勧め。1万円程度で十数種類の仮想通貨が管理できるものもある。

ハードウォレットは通常はネット環境からもパソコンからも切り離されて、それ自体持ち運びできる存在です。

パスワードをかけることによって管理者以外のアクセスを防ぐこともできます。仮想通貨の場合、アカウントとデータが資産そのものなので、ハードウォレットはまさに自分の資産を守る金庫といってもいいでしょう。

次回はこちら

ハードウェアウォレットの管理方法について【やはり紛失に注意】

2018.05.18

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