今回は海外取引所の中でも取引高世界No1といわれるBinance(バイナンス)を紹介します。
Binance(バイナンス)は香港の会社ですが海外の業者ではここが一番お勧めです。
取引できるコインの数も80種類以上と多く、何よりも手数料とスプレッドが他と比べて圧倒的に安いというメリットがあります。その詳細についてこれからお話しましょう。
Contents
Binance(バイナンス)を利用するメリット・デメリット
Binance(バイナンス)を利用するメリット
1 手数料が安い 0.05%~ スプレッドが小さい
2 仮想通貨の種類が多くほとんどのコインがそろっている。ライトコインも一番有利な条件でトレードできます。
3 メールアドレスだけで登録可能(本人確認書類が不必要)
デメリット
1 日本語の対応ができない
2 日本円での入金ができない(ドルやビットコイン単位での取引になります)
これらの条件をひとつづつ見てみましょう。
メリット1:手数料の安さ・スプレッドの低さ
手数料は0.025~0.05%
これが取引所としての最大のメリットです。Binance(バイナンス)の手数料は0.05%ですがBinance(バイナンス)のコインを使ってトレードすればさらに安く0.025%まで下げることも可能です。他の海外取引所は0.1~0.2%のところも多いのでかなりお得です。
取引所として格安のスプレッド
さらに重要なのがスプレッドの小ささです。ここで断っておきますが、仮想通貨取引には取引所と販売所の二つがあって両者は全く違います。取引所は板を見ながら小さなスプレッドで取引できますが、販売所ではかなり大きなスプレッドをコストとして支払わなければなりません。この違いは大きいです。Binance(バイナンス)はもちろん取引所です。
取引所と販売所のスプレッドの大きさの違いを比較するために、わかりやすいように国内の業者同士比較してみましょう。
※取引所と販売所のスプレッドの大きさの違い
ライトコインで比べてみる
国内の取引所(A社)

国内の販売所(B社)

同時刻のライトコインの値段です。取引所はビットコイン単位の表示なので少しわかりずらいですが値段を比べてみましょう。
ビットコインの値段は90万円(3/21)としておきます。
購入価格 0.01939975
売却価格 0.01914573
差額が0.00025402BCT
これを日本円に直すと228.618 つまり228円がスプレッドということになります。
一方の販売所は1200円のスプレッドになっています。
取引所であるA社は228円の差しかないのに、販売所である B社は1200円の差がついているのがお分かりになるでしょう。もちろん売値と買値の差が小さいほどいいのです。
販売所であるB社では例えば19253円で買ったライトコインを売りに出すのに、18053円と1200円損をして売らなければなりません。この差額が負担となって投資家にのしかかってきます。
取引所では228円の差なのでコストは228円で済みます。これほど取引所と販売所はスプレッド、つまり取引にかかるコストが違います。
Binance(バイナンス)のスプレッドは格安
ではBinance(バイナンス)のスプレッドを見てみましょう。

ライトコイン(ビットコインベース)
ビットコインベースの価格表示なので少し見にくいですが、左側の数字が売り買いの価格です。
0.019148 購入価格
0.019133 売却価格
差額は0.000015BTC
1ビットコイン=90万円で計算して13.5円です。
ライトコインのスプレッド(取引コスト)
- 国内販売所(B社) 1200円
- 国内取引所(A社) 228円
- Binance(バイナンス)13.5円
こうしてみるとBinance(バイナンス)のスプレッドの低さがわかると思います。
メリット2:あらゆる仮想通貨がそろっている
日本の取引所では多くても十数種類のコインが取引できるくらいですが、Binance(バイナンス)には80種類もの通貨が揃っています。ビットコイン、アルトコイン、草コイン、メジャーからマイナーなものまで取り揃えてあります。海外の取引所にひとつ口座を持つのならばBinance(バイナンス)がお勧めです。
Binance(バイナンス)のトップ画面

これはBinance(バイナンス)のトップ画面の一部ですが、これを見ただけでも実に多くの通貨が用意されているかわかると思います。このような感じでこの5倍近いコインがずらりと並んでいます。
これを見て「凄い!」と感心する人もいれば、英語の略語でひたすら並んでいるのを見て「うへっ!」という感じで引いてしまう人もいるでしょう。
しかしまず第一に品揃えの豊富さはとても重要なことです。それは会員数の多さ、スプレッドの低さ、出来高の多さにもつながっています。ビットコインやライトコインについても、他のコインの取引量の多さが反映してコストが安くなっていると考えてください。
コインの種類と取引方法については別の機会に本格的に解説しますが、とにかくあらゆるコインが取引できるということを覚えていてください。とくに時価総額ベスト50~100にはいっている仮想通貨のほとんどがここで取引できます。
メリット3:登録が簡単
Binance(バイナンス)は登録が簡単です。基本的にメールアドレスと名前を登録するだけで口座を開けます。本人確認書類として免許証やパスポート等も必要ありません。携帯を使って二重認証をする手間もいりません。
登録したあとは取引に必要な金額を送金するだけで実際の取引ができます。英語画面ですが手続きが簡単なので、問題無く登録を完了することができるでしょう。
バイナンスのデメリットについて
デメリットは2018年3月現在、日本語への対応がされていないことです。取引画面は英語や中国語になります。それと海外取引所はみなそうですが、日本円との交換がないので米ドルかビットコインで送金しなければいけません。
ただ仮想通貨の海外取引所はほとんどそうなので、その中でも登録手続きの簡単なBinance(バイナンス)をお勧めします。
まとめ
★Binance(バイナンス)は安い手数料と低スプレッドで取引量も多い。
★登録がメールアドレス入力だけで簡単にできる。
海外に仮想通貨の取引口座を一つ持つのなら、間違いなくここがお勧めです。
次は新規登録の仕方について画面を使って解説したいと思います。
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