仮想通貨取引所選びに一番重要な「スプレッド」と「手数料の違い」

今回はおさらいのつもりで、もう一度スプレッドの持つ重要性についてお話します。

取引所選びで重要な要素はいくつかあると思いますが、やはり安いコストでトレードができるということが一番に来ると思います。

しかし、最近の取引所の中には手数料が無料というところも多くなっていますが、果たしてそれは本当に有利な条件でしょうか?なぜ、「手数が無料」ということが可能なのでしょうか?

今回は手数料よりも大事な「スプレッド」との違いについて解説します。

手数料について

ひとことでいえば、手数料というのはあらかじめその取引所が決めた額を売買代金の中から差し引くことです。

  • 送金手数料
  • 売買手数料

などがありますね。昔は証券会社も手数料で利益を上げていたのですが、最近では手数料無料というところも多くなってきました。FX会社などが特にそうです。

なぜ、手数料を無料にできるのか

このことが一番重要だと思います。営業でやっているはずの証券会社・FX会社・取引所がなぜ手数料無料で運営が成り立つのか?

その答えは、もはやFX会社や取引所にとって、手数料のシステムは重要な収入源ではないからです。

※FXのスプレッドについてはこちらのサイトが参考になります。
参考:FXのスプレッドとスワップの計算方法

手数料よりスプレッドが大事

では、いったいどうやって利益を稼いでいるのかということになりますが、手数料ではなく、値段の中に含まれるスプレッド=売り買いの値段の差が収益の柱になっています。

つまり、現在の業者にとっては手数料を取るシステムそのものが廃れてきていて、スプレッド中心のシステムに変わってきています。

スプレッドは手数料よりもはるかに大きい

これはDMM bitcoinでのライトコインのスプレッドですが、売買価格に差があるのがわかると思います。この開きがスプレッドです。17067円で買った瞬間、15442円でしか売れなくなります。この売買価格の差がそのまま業者の利益になります。

スプレッドは小さいほどよい

顧客にとってはスプレッドは小さいほどよいのです。銘柄にもよりますが、取引所ではスプレッドは小さく1%以下というようなレベルです。しかし販売所ではスプレッドはかなり大きく、アルトコインでは1割以上していたりします。

手数料は無視できるようなところがほとんど

このスプレッドに比べて手数料など微々たるもので、取っているところでも0.1~0.2%という程度です。ということで業者の取引コストを比べるにはスプレッドの方を比較するのが正しい態度です。

「手数料無料」は落とし穴

最近では率先して手数料無料を宣伝する業者が増えています。とくにZaifはマイナス手数料を掲げて注目を引いています。マイナス手数料というのはその言葉の通り、取引をすればするほど手数料が入ってくるのでこれほどいいことはないように思えます。

しかし結局は、各コインの手数料のスプレッドがコストとして大きく、マイナス手数料で得られる利益以上にかかってしまいます。だから、マイナス手数料で売買してもそれだけで証券会社のように資産が増えていくことはありません。

結局、「マイナス手数料」や「手数料無料」は業者の客寄せの呼び水のようなものですね。

といっても手数料は無料にこしたことはないですけれど。

ライトコインでスプレッドが小さいのは

ライトコインでスプレッドが小さいのは円取引ではビットボックスです。

ライトコインの値段ですが、スプレッドが84円と格安なのが見てわかるでしょう。先ほどの業者は1500円近くありました。およそ20倍近い差があります。この差は手数料等よりはるかに大きくトレードのコストを決定づけています。

投資の世界は手数料からスプレッドへ

現在の流れは、取引手数料がなくなってスプレッドで業者が収益を上げるというシステムに変わりつつあります。「手数料が安い」という言葉から「スプレッドが安い」という表現に変わっていくでしょう。その意味では現在の販売所のスプレッドの大きさはどうにかしなければならないと思います。

将来的にはスプレッドも変わってゆく!?

仮想通貨の開発が進み、ブロックチェーン技術がさらに普及すると現在のスプレッドのシステムそのものがさらに変貌を遂げると言われています。結局、現在のスプレッドも業者が提供しているに過ぎません。

将来、各個人間で取引所や市場を通さずに直接トレードできる道が開ければ、スプレッドももっと自然なかたちで安く決まるようになると予想されています。そうなれば各個人が証券会社や取引所を営んでいるのと変わらなくなるでしょう。

まとめ

★現在は、取引手数料ゼロの方向にサービスが向かっている。取引所の収益の柱はスプレッド。

★スプレッドの違いは手数料よりもはるかに大きい。現在では「手数料無料」なのは当たり前なので、とにかくスプレッドの大きさを研究しよう。

スプレッドは状況によって変わっていきますが、大体において取引所ごとに決まっています。できるだけスプレッドの小さい「取引所」を選ぶようにしましょう。

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