ライトコインVisa提携中止はクレジットカード会社の宣戦布告か!?

ライトコインのVisa提携中止の話は投資家を驚かせました。

その後、LitePay自体も白紙撤回される展開は、一時、市場を総悲観させるのに十分でした。

幸いなことに、ライトコイン価格は仮想通貨市場の立ち直りもあり、2018年4/25には18000円まで戻しています。しかし、ライトコインの信用を揺るがしかねない事態であることは確かです。

果たして提携中止の理由は何だったのか、またこれから新たな計画の立て直しが可能なのかを調査しました。クレジットカード会社と仮想通貨という両者は並び立つことができるのでしょうか?

ライトコイン、Visaとの提携を中止

すでにご存知のように計画されていたライトコインとVisaとの提携が中止され、ライトコインのカード決済の計画自体が白紙撤回されました。2/26が提携発表予定日だったのですが、中止の発表。皆、半信半疑でしたが、3/28に公式にライトコイン財団がフライングを謝罪して計画は御破算になりました。

※詳しくはこちらの記事にも書いています。
ライトコインとVisaカードの提携(LitePay)は白紙撤回か?

突然に思えるVisaの提携打ち切りには実は伏線があった

しかし、突然に思えるVisaの提携打ち切りには実は伏線がありました。

1/15のCNBCのVisaカードCEOへのインタビュー

「私はビットコインを決済システムとして認めていません」

「VISAでは仮想通貨を扱いません。法定通貨しか扱いません」

2018年年明け早々にVISAはメンバーシップ規則への不服従を理由にWaveCrestのサービスを終了させました。

しかし、市場の見方ではこれはあくまでWaveCrest自体の問題だと思われていました。

ライトコインの提携話は動きに逆行している

ライトコインのVisaとの提携の話が市場に出てきたのは2月になってからなので、明らかにこれらの動きに逆行しているように思えます。

しかし昨年はクレジットカード会社が多くの提携を打ち出してきていたので、2/26は早い時期から決められていたスケジュールだったのかもしれません。ただ、その日が来るとライトコイン財団は厳しい現実を思い知らされることになります。

「Visaの敵対的な行動があった」と発言

提携打ち切りの具体的な理由は明らかにされていませんが、Visaの敵対的な行動があったとライトコイン側はコメントしています。これが本当だとすると、クレジットカード会社の態度が、仮想通貨を敵対視するように変わってきたことになります。これは本当に事実でしょうか?

クレジットカードと仮想通貨は相容れない!?

たしかによく考えてみると、世界中で決済を行うサービスやシステムを提供することは、競合しているといえるでしょう。

そればかりではありません。クレジットカードの市場は長い間寡占状態で、Visaやmastercardのような大企業が支配してきました。その安定した構造が仮想通貨の出現で崩れようとしているのです。

しかも、クレジットカードは完全な中央集権の管理体制で、手数料で企業が潤っています。分散型、自由放任の仮想通貨とはいわば対極の存在なのです。

現在は仮想通貨は対抗できる状態にない

クレジットカードを選ぶか、仮想通貨を選ぶかは最終的にはそれを使う消費者が決める問題ですが、現在の情勢だと仮想通貨は全く対抗できる状況にありません。

いくつも理由がありますが、それをあげると、

  • 使える所がない
  • 決済に時間がかかりすぎる
  • はるかに不便
  • 取引所の手数料がかかる

などの理由で、まだまだ現実的に使用されるような状態ではありません。

これからの展開

クレジットカード会社が協力しないということで、ビットコイン、ライトコインのクレジット決済の道は閉ざされようとしています。店舗で仮想通貨で物を売るというところが出てくるのにも時間がかかりそうですね。

ということでしばらくは、仮想通貨での買い物の決済の普及には時間がかかるでしょう。

ライトコインに新たな動きが

>現在ライトコイン財団とTenXは、AndroidとiOSで利用可能な共同ブランドのカードを、今年後半にリリースするために提携した。

https://ethereumworldnews.com/eos-eos-tackles-litecoin-ltc-on-coinmarketcap-com/

TenXは同じようにWaveCrestに関連してカードが使えなくなったところです。

しかし、クレジット会社の協力が得られない状態で提携しても前途多難だと言えます。果たして道は切り開けるのでしょうか?

まとめ

★今年に入ってからクレジットカード会社は仮想通貨との提携を打ち切り始めている。

★仮想通貨とクレジットカード会社の存在は「水と油」。しばらくは敵対的な関係が続く

皮肉なことに3/28に計画の白紙撤回が発表されたあとで、ライトコインは暴騰しています。直後につけた11500円は歴史的な安値になりそうですね。それだけ仮想通貨には本質的な価値があるのでしょう。

ただ今のままでは、仮想通貨が普及できない理由は他にもあります。そのことについては次回、お話します。

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