マネックスがコインチェック買収を発表!その影響と今後の見通しについて

今回の買収は果たして得か損か!?その後の展開は!?

仮想通貨市場の動きも目が離せませんが大きなニュースが飛び込んできました。時価評価額500億円超のNEMの不正流出問題で揺れるコインチェックの買収を、マネックスが考えていると発表されました。まだ正式決定ではないようですが、その後の展開も含めて検証したいと思います。

コインチェック買収のさまざまなニュース

日経新聞(ネット版) 4/3

まずは日経新聞です。

>巨額の仮想通貨が流出し金融庁から管理体制の抜本的見直しを要求されているコインチェック(東京・渋谷)に対して、インターネット証券大手のマネックスグループは3日、買収を検討していると発表した。午後1時ごろに支援に名乗りをあげたとの第一報が伝わると、マネックスG株は一時、前日終値に比べ80円高い424円と制限値幅の上限(ストップ高水準)まで急騰。終値も424円だった。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2893551003042018000000/

元々、マネックス証券はソニー系列の大手のネット証券です。現在ではネット証券といえば株式、日経先物、FXと多角的にトレードを扱っているところが多く、マネックス証券も同様です。しかしネット証券で本格的に仮想通貨まで扱っている会社はまだわずかなので、マネックス証券のコインチェック買収はそれに先駆けた動きだということができるでしょう。

それにしても買収プランが発表されるのと同時にマネックス株が急騰して、その日は80円高のストップ高になるということは、期待の高さをうかがわせます。今、仮想通貨市場自体は年初から大幅な調整局面にありますが、株式市場では参入は依然として大きな好材料として評価されているようです。マネックス証券のその後の株価の動きにも要注目です。

産経新聞(ネット版)4/3

>仮想通貨交換業者大手コインチェック(東京)の買収に向け、インターネット証券大手マネックスグループ(東京)が検討に入ったことが3日、明らかになった。巨額の仮想通貨を流出させて金融庁から経営体制の抜本的な見直しを求められており、マネックスが経営陣を派遣し再生を目指す。マネックスはコインチェックの顧客基盤や技術を引き継ぐことにより、仮想通貨事業に本格的に進出する。 買収額は数十億円になる見込み。両社が週内にも発表するとみられる。マネックスは3日「買収を検討しているが、現時点で決定した事実はない」とのコメントを発表した。https://www.sankei.com/economy/news/180403/ecn1804030035-n1.html

普通、買収や合併のケースでは途中で話がリークされると立ち消えになったりするケースもあります。水面下での話が明るみに出たことで反対されることも多いです。

しかしこのニュースの内容から判断すると、マネックスとコインチェックは買収に既に大筋で合意しているようです。マネックスはまだ「正式発表ではない」としていますが、ほぼ同時に各社がニュースとして扱っていることを見ても、マネックスとコインチェックの両者が合意した上でニュースとして流したと見るのが正しいでしょう。

最終的な買収額がいくらになるかはわかりませんが、ほぼ間違いなく今週中に記者会見を含めた正式発表がされると思います。

買収はマネックスに有利な買い物か

経営難に陥った企業が買収される場合には、新経営陣は前政権の作った巨額の赤字や負債を引き継ぐのが常です。しかしコインチェックの場合は負債が大きくて経営難に陥ったのではなく、あくまで例のコイン流出事件が全てです。

ということで経営の立て直しといえば失われた信用と企業イメージを取り戻すことで、マネックスの買収は最良の選択なのかもしれません。

コインチェックは超優良企業だった!?

実はコインチェックが財務的には超優良企業だったという説があります。理由は去年の仮想通貨の値上がりとその莫大な営業益=手数料収入です。所有している仮想通貨の上昇による含み益も膨大なものになるでしょう。

ただ、コインチェック自体は正式な財務内容を一切公表していません。上場企業ではなく、仮想通貨業者としてもみなし業者に過ぎないからです。だからコインチェックの正確な財務諸表はわかりません。推測するしかないですが、去年の仮想通貨の出来高と値上がりから判断すれば恐るべき数字になります。

手数料収入は年間2千億以上か!?

公表されている2017年の一年間のビットコインの取引高は、コインチェックの場合8兆円です。

これはbitFlyerの25.7兆円に次ぐ2位で、3位がQuoinex(コインエクスチェンジ)の1.74兆円なので非常に大きな規模なのがわかります。アルトコイン全体の取引高は推定ですが2~8兆円というところでしょう。つまりこの取引高をベースにした手数料収入が基本的な営業収入だということになります。

大まかに推測すれば手数料収入は2千億円以上に達します。

仮想通貨の値上がりで含み益も膨大

さらに会社の資産をプラスにするものとして、所有しているコインの値上がりによる、含み資産の増大があります。こちらのほうは全くの推測になりますが、最低でも年間の売上に匹敵する含み資産の増大があったのではないかと考えます。

つまり2千億以上の年間利益とそれに等しい含み資産の値上がり。これは財務面から言えば超優良企業と言えます。コインチェックはまぎれもなく仮想通貨業界2位の大企業なのです。

まとめ

マネックスのコインチェック買収は、極めてお得な買い物です。

★マネックスのコインチェック買収はほぼ既定路線。記者会見を期して待つべし。

★コインチェックはビットコインベースで業界二位の優良企業。2千億の売上とそれに等しい資産を所有か(推定)

こうしてみると500億円以上のNEMの流出は痛手でしたが、マネックス傘下で新しくやり直しを図ることが最善の策でしょう。新しい展開があればまたご報告します。

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