ブロックチェーンとは何かを基礎から考えてみる

ブロックチェーン技術は最初にビットコインに応用され、その技術がライトコインにそのまま使われています。仮想通貨全体の仕組みを知るためには、まずブロックチェーンの技術そのものを知らなければいけません。

今回はブロックチェーンについてのわかりやすいお話をします。

あらゆる取引は書面で記録を残す

商売に限らず、あらゆる取引は内容を記録するのが普通です。どこかに正式な形で記録を残すことで、実際にその取引があったということが証明され、確認できるようにすることで取引の信頼性が増します。それは個人間の契約から、銀行振込、不動産売買、会社登記などあらゆる分野に及んでいます。

契約書面を作ったり、官公庁に登録する事で記録をわかりやすい形で残します。そのために司法書士や行政書になど書面作成の専門家がいるぐらいです。

電子書面は省力化の第一歩

しかしこのような書面作成は煩雑で、時間と手間がかかります。専門家に委任するとかなりの手数料が費用として発生します。そのような手間を省くために、最近では大部分が電子書面で済ませられるようになってきました。

一昔前までは例えば証券会社との取引でも、確認のハガキを頻繁に出さなければならなかったのが、最近はウェブ上で電子書面を閲覧して「同意する」をクリックするだけで認証作業は済んでしまいます。会社設立のような本格的な作業も、かなりの部分が電子認証で済ませられるようになってきました。

ブロックチェーンは電子認証のさらに進んだもの

この電子認証の信頼性が増せば契約書や登記など、本来は法律の専門家の手で作成されていたものまで電子認証で済ませることができるようになります。その意味でもブロックチェーン技術の開発は画期的なことでした。

全ての取引データをブロックの中に残すことで全員で共有することを可能にします。

今まで書類でも電子的なデータでも、個人の机やパソコン、企業や官公庁のデータベースなど、どこか一箇所に保管されていたものが、あらゆるデータベースでの共有を可能にします。

つまり、全ての取り引きデータを世界中のデータベースの上に同時に残すことができるようになるのです。このことで電子データの信頼性が契約書など書面のものを上回るようになりました。

あなたの取引記録もひとつ残らず記録される

例えばビットコインのブロックチェーンの全データはこのサイトで見ることができます。

https://blockchain.info/ja

ブロック高というところの数字をクリックすると、そのブロックで処理されたデータを見ることができます。しかしハッシュという暗号で書かれている部分もあり、正確に読み取るのには知識が必要です。

右上のが取引が行われた時刻です。主に記録内容は送金記録です。

こういう画面がありますが、もし自分の取引がブロック高517841の中にはいっているとすると、このブロック内で行われた1411個のトランザクション(取引)の中のデータの一つとして確認することができます。

ちなみにビットコインの場合、ほとんどが送金記録です。

ブロック高は今までの全データ量を表す

例えば517841は2018年4/12 日本時間18:30頃のブロック高でしたが、これはビットコインが2009年1/9にシステムを開始してから517841個のブロックが作られたことを意味します。1ブロック=1Mとして517Gのデータが存在していることになります。

ブロックチェーン全データを世界中で共有

これらのビットコインの全取引を記録した全データはこのサイトで確認できますが、ここだけに存在するのではなく世界中のデータベースで共有されています。言葉を変えていうならば517841個のブロックの中にある、トランザクションの全てのデータが世界中で共有され、常に照合されています。

だから、すでに公開されたデータを改ざんする目的で書き換えようとしても不可能だということになります。今までの取り引きデータはすでに公にあらゆる場所に存在しているからです。

ブロックチェーンは世界を変える

このようにデータの信頼性、公証力が格段に上がったので将来的には契約書や登記簿等は電子データに変わるのではないかと言われています。司法書士や行政書士の中には失業する人も出てくるかもしれません。

ブロックチェーンの問題点

しかしこのように便利なブロックチェーンにも問題があります。特にビットコインの場合は処理が多くなりすぎて、処理速度が極めて遅くなっていることです。

ブロックチェーンの信頼性の源は全ての取引を公正なものかひとつひとつ判断して、その全データを残すことにあります。しかし、全ての取引を公正なものかどうか、本当に全ノード(接続しているユーザー)を使って判断していれば途方も無い時間がかかります。(ビットコインは今だにそうしています)

そこで一部のユーザーにだけマスターの資格を与えて、認証を代行させるようなシステムもあります。これをマスターノード制といいます。認証だけは一部でしますが、データはちゃんと全体で保存します。こうやって信頼性とスピードのバランスをとるやり方もあります。

まとめ

★ブロックチェーンは全データを世界中のデータベースで共有する方法。信頼性が格段に上がる

★その代わり処理速度の遅延ななどが起きる場合もある。ビットコインがいい例である。

ブロックチェーンインフォのサイトは専門的ですが、内容がわかれば面白いのでもう一度詳しく解説をしたいと思います。ブロックチェーンの改良の話はまた後日に。

ブロックチェーンの仕組みの勉強に役立つ専門サイトのご紹介

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