ハードウォレットの破損や紛失の時の対処法について

仮想通貨の安全な管理にハードウォレットが必要だということは説明しました。

今回は、そのハードウォレットが破損したり紛失して、使えなくなってしまった時の対処法についてお話したいと思います。

仮想通貨の管理には欠かせないハードウォレット

もう一度、ここでハードウォレットについて説明しておきます。ハッキングの脅威から資産を守るためには、ウェブから切り離された場所にデータを保存しなければなりません。

自分のパソコンだと通常ネットに繋いでいる状況が多いので、その時に外部からアクセスされる可能性があります。そこで別のハードウェアにデータを隔離して保存することになります。CD-ROMと違うのは、 それ自体パスワードで守られていて、管理者以外のアクセスをできないようにしていることです。いわば、暗証暗号つきの財布というわけです。

参考:ハードウォレットの必要性【コインチェック事件のようなハッキングを防ぐ方法】

もしハードウォレットが使えなくなったら?

しかし、このハードウォレット自体が使えなくなったらどうなるでしょうか?使用できなくなる主なケースとして以下のような場合が考えられます。

  • ハードウォレットの故障
  • ハードウォレットの紛失
  • パスワードの紛失

これらの場合について対処法を説明します。

秘密鍵さえあれば復活できる

結論からいえば、ハードウォレットが故障・紛失しても、秘密鍵(パスワード)さえあれば、すぐに復活させることができます。

たとえば、ハードウェアウォレットを購入してライトコインを保管したとしましょう。

ある時、突然動かなくなったり、あるいはハードウェアウォレット自体をなくしてしまった。

そのような場合でも、ハードウェアウォレットを初期設定する時に表示された英字24単語を、新しいハードウェアウォレットの初期設定時に入力するだけで、保管したライトコインは復活させることができます。

つまり、パスワードである秘密鍵さえあれば、ハードウェアウォレットがどうなろうと、仮想通貨は取り出すことができるということです。

ハードウォレットの中に仮想通貨は保管されていない

ハードウェアウォレットを失ってもコインが取り出せる理由は、ハードウェアウォレット自体の中に仮想通貨が保管されているわけではないからです。ハードウェアウォレットは、仮想通貨が入っている金庫を開ける鍵のような役割をしているだけです。

これを”秘密鍵”と言います。ハードウェアウォレットとは、仮想通貨を保管する金庫ではなく、いわばこの秘密鍵を収納する財布のようなものだと考えてください。

仮想通貨自体はブロックチェーンの中に存在する

仮想通貨はハードウェアウォレットの中にあるのではなく、ブロックチェーン上にデータとして存在しています。

それが、ハードウェアウォレットが無くなっても大丈夫な理由です。

新しいウォレットで復元する

もし使っていたハードウォレットを壊したり失くしたりしたら、新しいハードウォレットを買って、同じパスワードをいれると簡単に復元できます。

だから最初に使っていたハードウォレットで設定したパスワード(秘密鍵)は絶対に忘れないようにしなければなりません。もしパスワードを忘れると復元が不可能になってしまいます。

秘密鍵の保管について

秘密鍵は最初にハードウォレットを起動するときに設定します。他のパスワードやシリアルナンバーと同じように英文字の組み合わせになっています。設定したあとは忘れないように、紙に記録するなりして保管するようにしましょう。

このパスワードを忘れると、永久に仮想通貨を取り出せなくなってしまいます。ある意味、ハードウォレット本体よりも、秘密鍵の方が大事だといえるかもしれません。

ハードウォレットの保証はないケースが多い

ハードウォレットは紛失した場合は、新しいウォレットに替えるしかありません。故障の場合は、初期の動作不良以外は、返品や交換にはメーカーは応じないのが普通です。価格は1万円台のものが多いので値が張るわけではありませんが、信頼の置けるメーカーのものを選びましょう。Ledger Nano S のものがお勧めです。

まとめ

★ハードウェアウォレットが使用できなくなるケースとして、ハードウォレットの故障、ハードウォレットの紛失、パスワードの紛失などがある。

★基本的にハードウェアウォレット自体が無くなっても、パスワード(秘密鍵)があれば復元できる。その場合は、新しいハードウェアウォレットを買わなければならない。

★パスワード(秘密鍵)をなくすと、永久に保存した仮想通貨を取り出すことができなくなる。パスワードは忘れないように紙などに書いて保管すること。

仮想通貨の管理には、その移動などを行う秘密鍵(パスワード)の存在が必須です。もし秘密鍵自体を忘れると、本当に永久に仮想通貨を取り出せなくなってしまいます。基本的に紙などに記録して、引き出しや金庫の中に保管するようにしましょう。

秘密鍵の再発行ということは、仕組み上行われないので、失くしてしまった場合はどうしようもありません。必ずメモを取って安全なところに保管しましょう。

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2018.05.14

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