ハードウェアウォレットの管理方法について【やはり紛失に注意】

前回はハッキングに備えてデータを自分で管理することの必要性について説明しました。

前回の記事⇒ハードウォレットの必要性【コインチェック事件のようなハッキングを防ぐ方法】

今回は、なぜハードウェアウォレットが開発されたのか、その理由について仮想通貨の歴史と共にお話します。

最初はウェブ上やCD-ROMで管理されていた

仮想通貨が普及してさかんになったのはここ数年のことです。

一番歴史の長いビットコインですら開発されたのが2009年なので、使われるようになってまだ10年経っていません。

最初はアカウント情報やパスワード等のデータはCD-ROMの中に記憶されていました。

CD-ROMとハードウェアウォレットの違い

CD-ROMとの一番の違いは、ハードウェアウォレットは仮想通貨を管理するために特殊に開発されていることです。

パスワ-ドをかけてアクセスを制限するほか、ハッキングやスパイウェアなどの干渉を排除する構造になっています。

CD-ROMは場合によっては、ウイルスやスパイウェアに感染してしまう危険性がありますが、その点、ハードウェアウォレットはさらにセキュリティが堅固になっています。

普通のCD-ROMより仮想通貨の管理に特化している存在だということができるでしょう。

ハードディスクドライブごと捨ててしまったケースが多発

これは知る人ぞ知る事件ですが、CD-ROMをハードディスクごと捨ててしまうという事件が起きました。ビットコインで起きたことです。

話題の主は、ウェールズ在住のジェームズ・ハウエルズ氏です。

ハウエルズ氏は、4年ほど前に7,000BTCが入っているコンピュータのハードディスクドライブを捨ててしまったのです。

当時の価格でも400万ドルを超えていました。しかし、今はビットコインの価格上昇にともない、4年前に捨ててしまったハードディスクの価値は1億ドルを超えることになったのです。

このハードディスクはゴミ処理場に今も埋もれているそうで、何度も掘り起こしを求める要求を申請しているものの、許可はおりていません。

仮想通貨の送金に必要な秘密鍵の情報

仮想通貨の送金には、それを可能にするための秘密鍵の情報が必要です。これはビットコインの場合ですが、発行済の25%近いBTCが、秘密鍵が紛失したことで、送金や売買が不可能な状態になっているそうです。

ハードウェアウォレットでもパスワードの記録は必須

ハッキングやウイルス対策では極めて有効なハードウェアウォレットですが、パスワード紛失のリスクは同様に存在します。

自分の資産を動かす鍵をなくさないためにも、パスワードの管理は重要です。

ハードウェアウォレットのパスワードをどう管理するかですが、一番簡単な方法は紙に書いて机の中にしまっておくという方法があります。

一見、当たり前に思われるかもしれませんが、コンピューターのデータと紙の記録に分けて保存する事に大きな意味があります。

データを分けて管理・保存する

ウェブ上やパソコンなど、電子的なデータは保存に便利ですが、ハッキングやスパイウェアなどの危険にさらされるリスクがあります。反面、紙に書いたデータを机の中に入れておけば、電子的な攻撃に対して安全になります。

部屋の中に実際に侵入されて盗難に合わない限り大丈夫です。ハッキングのリスクと実際の盗難のリスクは別物なので、両者が同時に起きることはまずありえないといっていいでしょう。

ハードウォレットもやはり紛失に注意

このように不法なアクセスに関しては万全なハードウェアウォレットですが、パスワードを忘れればやはり使用が困難になってしまいます。

その意味でも紛失に特に気をつけなければなりません。

一応、パスワードを無くしたり、ハードウェアウォレットが壊れたり紛失した場合のために、リカバリーのプログラムや再生のための手続きは存在しています。

しかし、その方法も失ってしまわないように、リカバリーの方法を書いたデータは無くさないようにしましょう。

さらにハッキングに対して安全なコールドウォレット

ハッキングに対してさらに安全性を高めるためには、取引や送金用のウォレットと、保存用のウォレット(コールドウォレットと呼ばれる)をふたつ用意して使い分けることです。

これによりハッキングのリスクはほとんどなくなると言われています。いずれにせよ、電子的なデータはそれを失わないためにも特殊な管理が必要なので、保存用のウォレットは必須と言えるでしょう。

まとめ

★ハードウェアウォレットは構造上、ハッキングやウイルス対策では極めて有効である。しかし、同時にパスワードを紛失したり機材を無くしたりするリスクがある。

★パスワードをなくしたり機材を破損・紛失した時のために、リカバリーが用意されているので、手順をあらかじめ記録しておくこと。

電子データは便利ですがハッキングの被害を受けやすいのが事実です。

そこで、中身をハードウェアウォレットに移して、さらにパスワードを紙に書いて保管することで、不正アクセスに極めて強い管理が出来るようになります。最新のハイテク機材と昔ながらの紙の記録を組み合わせることで、自分の財産を効果的に守りましょう。

これからは、仮想通貨で資産を持つ時代が本格的に来ると思われるので、安全な資産管理をすることはとても重要です。

ライトコインにおすすめのハードウォレットとは?選び方と使い方

2018.05.14

お役に立てましたらシェアおねがいします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です